結論:やっぱり、睡眠が一番大切です。
私は仕事が忙しくて疲れがたまった時は、毎朝栄養ドリンクとかサプリとか会社帰りにマッサージや整体駆け込みとか、ヨガとか瞑想とかアロマとかエステとかサウナとか色々やりました。ついには高級マッサージチェアまで買いました。
でもね、結局のところ睡眠以上に疲れを回復してくれるものはなかったです。
サウナもマッサージもアロマもエステも栄養ドリンクも、それぞれに効果あるけど、どれも睡眠にプラスするトッピングみたいなものだと思います。それにとにかくお金かかるし。
寝るだけならタダです。
寝るだけ。課金なしで、疲労回復ができて体もメンタルも元気にリセットされるなんて最高じゃないですか。
というわけで今回は「疲れた時は寝るのが一番」だという理由について深掘りしていきます。
疲労回復に睡眠が大切な理由
「疲れた時は寝るのが一番」というのは、それだけ睡眠が私たちの体の健康にとって重要だということです。その理由について見ていきましょう。
睡眠は脳の休息と整理の時間
睡眠中には脳が休息し、一日中に受け取った情報を整理します。このプロセスによって記憶が強化され、学習能力が向上します。睡眠不足だと、注意力や集中力が低下し、思考が鈍くなることがあります。
寝不足だと頭が働かない、ぼーっとする、細かい作業ができないということが多いですよね。体と同じように脳も疲れるので休みが必要なんです。
寝ている間に体が修復される
睡眠中には体の修復が進行します。筋肉、骨、皮膚などが回復し、再生します。この仕組みで疲れた体が健康に戻り、次の日の活動に備えることができます。
睡眠の効果って肌(顔)に出ますよね。特に30代以降は残酷なくらいはっきりと。寝てないと肌がしぼんだ感じになりません?顔色もグレーっぽくなって、くすみやくまも目立つし。
高い美容液やクリームに手を出したくなる気持ちはわかります。私もそう。でもそれより、10分でも早く寝る方が翌朝の肌にはいいです。睡眠は最高の美容だと思う。
免疫機能が強化される
良い睡眠は免疫機能を高めます。睡眠中に免疫細胞が増加するので、感染症などから体を守る能力が高まるのです。
寝不足だと風邪ひきやすいっていうのは実感としてないですか?
私の場合はさらに、口内炎とか口唇ヘルペスとかじんましんとか花粉症の悪化とか歯ぐきの腫れとか、あらゆる災厄に襲われるので、睡眠不足にならないよう注意しています。
メンタルの回復
睡眠は感情を安定させて、ストレスを減らす効果もあります。
寝不足だと小さなことでもイライラしたり、キレやすくなったり、不安に感じたり、落ち込みやすくなることがあります。
十分な睡眠は心の健康のためにも大切。そして自分の心の健康は周りとの人間関係のためにも超大切。
代謝の調整
睡眠は体のエネルギー消費を調整し、代謝を健康に保つ役割も果たします。
寝不足は、代謝の乱れを招き、体重増加のリスクを高めることもあるため、適切な睡眠は体重管理にも重要です。
はい、きました「寝ないと太る」っていうのがこれです。代謝の乱れ。
女性はアラフォーくらいになるとものすごく痩せにくくなるじゃないですか。いわゆる「中年太り」っていうやつ。若い頃は3キロくらい簡単に落ちたのに、今は無理。なぜなら加齢により代謝が落ちてるから。
ただでさえ痩せにくい体になっているところに、寝不足でさらに代謝を落としたらもう絶対痩せない。布団の中で「毎日これやるだけで痩せる」とかいう動画見るより、寝ましょう。
ケガや事故の予防
寝不足は注意力の散漫につながり、ケガや事故のリスクを高めることがあります。適切な睡眠は、注意力を維持し、危険を未然に防ぐ助けになります。
仕事の繁忙期など、忙しくて寝る時間がないという時はホント危ないです。仕事に自分の時間を取られすぎると、その穴埋めのように、趣味とか運動とかお酒とかを残りの時間に詰め込んでストレス解消したくなるんですが、まず寝ましょう。話はそれからだ。
あなたの命や健康と引き換えにするほど重要な仕事なんてありません。
疲れた時、どのくらい寝ればいい?
疲れた時に必要な睡眠時間は、個人の体調や日々の活動、年齢などによって異なりますが、一般的に大人の場合には、1日に7~9時間の睡眠が推奨されています。昨日何時間寝ました?
7~9時間の睡眠の重要性
- 充分なリカバリー時間: 7~9時間の睡眠は、体と脳が疲れを取り除き、翌日に備えるのに必要な時間です。
- 深い睡眠の確保: 睡眠にはいくつかの段階があり、深い睡眠が体の修復に特に重要です。7~9時間寝ることで、深い睡眠の時間が確保できます。
疲れた時の特別なケース
- 過労の場合: 特に疲れている場合や過労の時は、普段よりも多めの睡眠が必要な場合があります。体が要求しているだけの睡眠を取ることで、体調を早く回復させることができるでしょう。
- 疲労回復の質: ただ長時間寝るだけではなく、質の良い睡眠が重要です。寝る前のリラックス、快適な寝具、適切な室温などが質の良い睡眠をとるのに効果があります。
年齢による違い
成長期の子供や若い人は成長ホルモンの分泌や脳の発達が進むため、大人よりも多めの睡眠が必要です。学齢期の子供には9~11時間、青年期には8~10時間の睡眠が推奨されています。
まとめ
睡眠は疲労回復だけでなく、身体的、精神的、免疫機能など私たちの健康全体にとってものすごく重要なんです。
だから、疲れた時は寝るのが一番。睡眠ファーストでいきましょう。